2020/11/24 / 最終更新日時 : 2021/01/15 masuda-y 知っておこう台湾法第360回 お酒の自家醸造 日本で酒類(アルコール分1度以上の飲料)を製造する場合、製造場の所在地の所轄税務署長から製造免許を受ける必要があります(酒税法第7条第1項)。 酒類の製造免許を受けないで酒類を製造した場合、10年以下の懲役、または10 […]
2020/11/16 / 最終更新日時 : 2020/11/16 masuda-y 知っておこう台湾法第359回 企業合併・買収法の改正 経済部は10月7日、「企業合併・買収法の一部条文の改正案」を公告した。今回の法改正は「非対称性合併」の範囲を大幅に拡大し、企業による合併・買収をさらに容易にするものである。 「非対称性合併」は日本の商法の「簡易組織再 […]
2020/11/09 / 最終更新日時 : 2020/11/12 masuda-y 知っておこう台湾法第358回 有効な遺言書の作成 台湾社会の注目を集めた台湾の著名な企業家、長栄集団(エバーグリーン・グループ)総裁の故・張栄発氏の遺産紛争について、台北地方法院(地方裁判所)は先日、第一審判決を下し、張栄発氏の遺言書は有効であり、息子の張国煒氏が一人 […]
2020/11/02 / 最終更新日時 : 2020/11/05 masuda-y 知っておこう台湾法第357回 口コミサイトでの低評価 昨年末、20代女性のAさんは、台北市内のレストランで食事を取った後、同店のフェイスブック(FB)ページとグーグルのレビューで、低評価を付けた上、「値段が高いのにおいしくない」などのコメントを残し、同店に電話をかけてクレ […]
2020/10/26 / 最終更新日時 : 2020/11/05 masuda-y 知っておこう台湾法第356回 グループ会社間の合意はカルテルに該当するか 複数のグループ会社間において、同一人物が役員を兼任し、または商品の販売価格等の情報を交換することで、操作することが可能な状況になってしまう状況もあります。この場合はカルテルに該当するのでしょうか。 カルテルとは 公平 […]
2020/10/19 / 最終更新日時 : 2020/11/05 masuda-y 知っておこう台湾法第355回 夜中に騒音を立てると傷害罪? 台中市の女性が2017年2月から19年3月まで、夜遅くに鉄の門や壁、バケツなどをたたいたり、痰(たん)を吐くなどして騒音を立て、近隣住民に不眠、頭痛、イライラといった症状を引き起こしたとして、数人の近隣住民から告発され […]
2020/10/12 / 最終更新日時 : 2020/10/13 masuda-y 知っておこう台湾法第354回 受領遅滞を理由とする損害賠償請求 売買において、売り主が約定どおりに売買目的物を買い主に提供したにもかかわらず、買い主が自己都合によりこれを受領しないことがあります。 このような場合、民法第240条により、売り主は買い主に対して、売買目的物の提供や保 […]
2020/10/05 / 最終更新日時 : 2020/10/05 masuda-y 知っておこう台湾法第353回 保険金は遺産に含まれるか 生命保険の受益者は通常、父母、配偶者、子供といった親族を指定します。さて、生命保険の保険金は遺産に含まれるのでしょうか?これは▽保険金に相続税が課されるのか▽被相続人の債権者は保険金の差し押さえを申請できるのか▽被相続 […]
2020/09/28 / 最終更新日時 : 2020/10/01 masuda-y 知っておこう台湾法第352回 外国専門人才の招聘および雇用法の改正草案 国家発展委員会(国発会)は9月17日、「外国専門人才の招聘および雇用法」の改正草案(以下「新法」という)を公布しました。新法では、外国籍の専門家が来台して仕事をする条件および永住権を取得する資格などを大幅に緩和していま […]
2020/09/23 / 最終更新日時 : 2020/10/05 masuda-y 知っておこう台湾法第351回 食品および関連製品の表示・広告 食品安全衛生管理法(以下、「本法」といいます。)第28条第1項では、食品、食品添加物、食品用洗剤および衛生福利部(衛福部)が公告した食品器具、食品容器または包装について、その表示、宣伝または広告は、不実、誇張または誤解 […]
2020/09/14 / 最終更新日時 : 2020/10/05 masuda-y 知っておこう台湾法第350回 債権者が弁済を受領しない場合 債務者が金銭を返済したいのに債権者が探しても見つからない、または債権者が誰か分からない、または債権者に金銭を返済したいと申し出た際に債権者が受け取らない場合、どうすればよいのでしょうか。 この場合、債務者は民法第32 […]
2020/09/07 / 最終更新日時 : 2020/10/05 masuda-y 知っておこう台湾法第349回 大同反対勢力の臨時株主総会、経済部が招集認める 社会の大きな注目を集めた大同(TATUNG)の経営権争いに関して、経済部は8月12日、大同の反対勢力である「市場派株主」が会社法第173条第4項の規定に基づき、同社の臨時株主総会を自ら招集することを承認したと発表しまし […]
2020/08/31 / 最終更新日時 : 2020/10/05 masuda-y 知っておこう台湾法第348回 住宅賃貸借契約の記載事項に関する規定の改正 賃貸人および賃借人の双方の権益保障を強化するため、「住宅賃貸借約款に記載すべきおよび記載してはならない事項」(中国語:「住宅租賃定型化契約応記載及不得記載事項」)、および「住宅賃貸借契約で約定すべきおよび約定してはなら […]
2020/08/24 / 最終更新日時 : 2020/10/05 masuda-y 知っておこう台湾法第347回 中国資本投資制限の改正 中国政府からの経済的コントロールを避けるため、中国の人民、法人、団体、その他の機構(以下「中国投資者」)またはこれらが他国・地域で投資する会社が台湾へ投資する際には、経済部投資審議委員会(投審会)の許可が必要となります […]
2020/08/17 / 最終更新日時 : 2020/10/05 masuda-y 知っておこう台湾法第346回 国民裁判官法成立、23年より導入 立法院は7月22日の第三読会で、国民法官(裁判官)法(以下、本法)を可決した。2023年1月1日より、市民と職業裁判官が共同で「国民法官法廷」を構成し、特定の刑事事件を審理する。 日当支給 本法第5条の以下の規定によ […]