2022/12/01 / 最終更新日時 : 2022/11/30 masuda-y 台湾ビジネス法務実務情報電力を窃取した場合の法的責任 最近、台湾で特殊な窃盗事件が発生しました。親子3人が、電力を窃取したとして、裁判所から、それぞれ7カ月~9カ月の有期懲役に処すると同時に、台湾電力社(以下「台電社」といいます)に対し3934万台湾元を連帯して賠償せよとの […]
2022/11/28 / 最終更新日時 : 2022/11/28 masuda-y 知っておこう台湾法第452回 民事訴訟の弁護士費用は賠償請求できるか 台湾の裁判実務によりますと、民事訴訟制度では、第一、二審については弁護士を代理人として立てることが強制されていないため、明確な約定がない限り、当事者が支出する弁護士費用については、通常、損害賠償の請求範囲外とされています […]
2022/11/21 / 最終更新日時 : 2022/11/21 masuda-y 知っておこう台湾法第451回 電力を窃取した場合の法的責任 最近、台湾社会で特殊な窃盗事件が発生しました。楊という親子3人が、電力を窃取したとして、裁判所から、それぞれ7~9月の有期懲役に処すると同時に、台湾電力(台電、TPC)に対し3934万台湾元(約1億7600万円)を連帯し […]
2022/11/17 / 最終更新日時 : 2025/04/22 masuda-y 中国コラム第57回 中国における個人情報の取扱い Q:日系中国企業X社はある製品を販売していますが、製品に関連したアプリケーションのリリースを予定しています。ユーザーは、当該アプリケーション上に個人情報を入力することとなります。ユーザーの個人情報を収集するにあたり、同意 […]
2022/11/14 / 最終更新日時 : 2022/11/14 masuda-y 知っておこう台湾法第450回 台湾刑法の傷害罪 美容院の美容師が客の女性にパーマをあてる際に、過失により頭皮や顔にやけどを負わせ、過失重傷害罪の成否が問題となった事案について、2022年10月20日、台湾高等法院高雄分院(高雄高等裁判所)は、同事案の傷害の程度は、刑法 […]
2022/11/10 / 最終更新日時 : 2022/06/08 masuda-y 中国コラム第56回 外商投資企業の苦情申立制度 Q:弊社X社は、日本企業Y社が中国において設立した子会社です。経営範囲にa業務を追加するため、会社登記の主管部門である市場監督管理局に経営範囲の変更登記を申請したところ、経営範囲の変更につき登記を行わないとの決定が下され […]
2022/11/07 / 最終更新日時 : 2022/11/07 masuda-y 知っておこう台湾法第449回 電話番号を勝手に取得し刑事責任を問われた事例 ある不動産仲介業者が、ある市民が不動産を売る予定だと勘違いし、その市民の実家の電話番号を何とか探し出して電話をかけ、不動産を売りたいのかどうかを尋ねました。 その結果、その市民は腹を立て警察局に通報し、警察局が調査し […]
2022/11/03 / 最終更新日時 : 2022/06/08 masuda-y 中国コラム第55回 外商投資安全審査 Q:日本企業X社は、中国において中国企業Y社を買収(株式を100%取得)することを検討しています。 日本の外為法では、外国投資家が指定業種に対して投資する場合に事前届出を要する規制がありますが、中国法でも同じような規制が […]
2022/11/01 / 最終更新日時 : 2022/11/02 masuda-y 台湾ビジネス法務実務情報裁判官を侮辱した場合の刑事責任 台湾では最近、珍しい刑事事件が発生しました。ある男性が開廷時に法廷で裁判官に水をかけ、「外にいる弁護士先生は全員入ってきてください、この恐竜裁判官(世論を理解しない杓子定規な裁判官)は庶民をいじめていますよ」などと大声で […]
2022/10/31 / 最終更新日時 : 2022/10/31 masuda-y 知っておこう台湾法第448回 コンビニの茶卵鍋、湯追加した客に損害賠償請求 ある客がコンビニエンスストアで、店員の代わりに茶卵の鍋に勝手に湯を足し、なんと100万台湾元(約460万円)の賠償を請求され、庶民の間で熱い議論が交わされることとなった法的事案が最近台湾で発生しました。 本件の概要は次の […]
2022/10/27 / 最終更新日時 : 2022/06/08 masuda-y 中国コラム第54回 会社の解散事由 Q:日本企業X社は、中国において中国企業Y社と共同してZ社(有限責任会社)を設立する予定です。 経営方針について、Y社と話し合いがつかず、Z社の経営が行き詰った場合に備えて、Z社の合弁契約書や会社定款で解散事由を定め […]
2022/10/24 / 最終更新日時 : 2022/10/24 masuda-y 知っておこう台湾法第447回 公正取引法違反による処罰の取消判決 本コラム第434回の「不正競争行為の処分に関する包括条項」(https://www.ys-consulting.com.tw/news/103680.html)でご紹介した通り、公平交易法(公正取引法)第25条には、「本 […]
2022/10/20 / 最終更新日時 : 2022/06/06 masuda-y 中国コラム第53回 出資協議書 Q:日本企業X社は、中国において中国企業Y社と共同してZ社(有限責任会社)を新しく設立することを前向きに検討しています。Z社の設立に際して、X社とY社は一定額の現金を出資しますが、X社は中国の事情に精通していないため、Y […]
2022/10/17 / 最終更新日時 : 2022/10/17 masuda-y 知っておこう台湾法第446回 台湾における医療機器の広告規制について 台湾において、医療機器の広告は細かく規制されています。医療機器に関する法律である「医療器材管理法」は2020年1月15日に公布され、21年5月1日から施行されています。そのうち、第五章「医療機器の広告管理」に注目します。 […]
2022/10/13 / 最終更新日時 : 2022/06/06 masuda-y 中国コラム第52回 総経理 Q:日本企業X社は、中国において100%出資により子会社(有限責任会社)Y社を設立しました。董事会より董事長A、総経理Bが任命されており、法定代表者にはAが定められていますが、Aは日本本社で勤務しており、中国での日常の経 […]