2022/08/25 / 最終更新日時 : 2022/06/02 masuda-y 台湾コラム第45回 剰余利益の配当 Q:日本企業X社は、中国において、中国企業Y社と合弁会社Z社(有限責任会社)を設立しました。 持分割合はX社が30%、Y社が70%です。X社としては、Z社は利益が多く出ているため剰余利益の配当を希望しているのですが、Y社 […]
2022/08/24 / 最終更新日時 : 2022/08/24 masuda-y 知っておこう台湾法第439回 論文の執筆を代行させた場合の法的責任 最近、台湾中の注目を集めている「政治家の林智堅氏(以下、林氏)が他人の論文を盗用した」問題について、新たな進展がありました。報道によりますと、「林氏は自身の論文の執筆をアシスタントに代行させたのであって、林氏自身が他人の […]
2022/08/18 / 最終更新日時 : 2022/06/02 masuda-y 中国コラム第44回 持分譲渡 Q:日本企業X社は、中国において、中国企業Y社と合弁会社Z社(有限責任会社)を設立しました。その後、X社は中国市場から撤退することとし、X社が保有するZ社の持分を中国企業A社に譲渡することをY社に通知しましたが、Y社から […]
2022/08/15 / 最終更新日時 : 2022/08/15 masuda-y 知っておこう台湾法第438回 日台間の同性婚について 台湾では、同性婚を認めない民法の規定は違憲と判断した2017年の司法院大法官解釈(司法院釈字第748号)に従い、「司法院釈字第748号解釈施行法」が制定され、19年5月24日から同性婚が可能となりました。 しかし、従 […]
2022/08/11 / 最終更新日時 : 2022/05/24 masuda-y 中国コラム第43回 会社の設立(出資手続) Q:日本企業X社は、中国において、中国企業Y社と合弁会社Z社を設立しました。出資方式について定款で定める際、基本的に金銭によって出資することを定めましたが、Y社は土地使用権を、X社は知的財産権を出資することも定めました。 […]
2022/08/09 / 最終更新日時 : 2022/09/21 masuda-y 知っておこう台湾法第437回 会社が社員の通信記録をモニタリングできるか 台湾では、憲法に対する司法院大法官の解釈である釈字第603号解釈と釈字第689号解釈によれば、「プライバシーの権利は憲法に明文で列挙されている権利ではないが、人間の尊厳および個人の主体性の保護ならびに完全な人格の形成と […]
2022/08/04 / 最終更新日時 : 2022/05/24 masuda-y 中国コラム第42回 会社の設立(外商投資企業の設立手続) Q:中国市場への販路拡大のために、中国において会社の設立を検討しています。2020年1月1日から外商投資法が施行されていますが、会社の設立にどのような影響があるのでしょうか? A:ネガティブリストの制限項目の分野に該当し […]
2022/08/01 / 最終更新日時 : 2022/08/01 masuda-y 知っておこう台湾法第436回 2大小売りチェーンの結合事案、公取委が条件付きで承認 スーパーマーケット最大手、全聯福利中心(PXマート)が量販店大手の大潤発(RTマート)の株式の95.97%を取得する結合申請事案について、公平交易委員会(公平会、公正取引委員会に相当)は半年を超える審査を経て、2022年 […]
2022/08/01 / 最終更新日時 : 2022/08/02 masuda-y 台湾ビジネス法務実務情報公取委が2大チェーン店の結合事案を条件付きで承認 台湾全土が注目する、大手チェーン店「全聯」が別の大手チェーン店「大潤発」の95.97%の株式を取得しようとした結合申請事案について、公正取引委員会(以下「公取委」といいます)は半年を超える審査を経て、2022年7月中旬 […]
2022/07/28 / 最終更新日時 : 2022/05/24 masuda-y 中国コラム第41回 会社の権利能力(担保契約の効力) Q:日系企業X社は、中国の株式会社Y社との売買取引に基づく100万元の売掛債権を有しており、Y社の支払債務について、株式会社Z社との間で保証契約を書面によって締結しました。その後、Y社が代金を支払わないため、X社がZ社に […]
2022/07/25 / 最終更新日時 : 2022/08/01 masuda-y 知っておこう台湾法第435回 選挙権と被選挙権 日本では、2022年7月10日に参議院議員選挙が行われ、暴露系ユーチューバーが当選を果たす等、異例の展開となりました。今回は、台湾における選挙権および被選挙権についてご紹介させていただきます。 20歳から選挙権 中華民国 […]
2022/07/21 / 最終更新日時 : 2022/05/24 masuda-y 中国コラム第40回 会社の法人性~法人格否認の法理による関連会社からの債権回収~ Q:X社は、電子機器を製造するY1社に部品を販売しましたが、部品代金100万元がY1社から一向に支払われてきません。そこで、X社が調査したところ、Y1社は事実上破産状態に陥っているようです。 Y1社の法定代表者はAであり […]
2022/07/19 / 最終更新日時 : 2022/09/21 masuda-y 知っておこう台湾法第434回 不正競争行為の処分に関する包括条項 公平交易法(公正取引法、以下「本法」)第25条「本法に別段の定めがある場合を除き、事業者は他の取引秩序に影響を及ぼすに足りる欺罔(きもう)または著しく公正を欠く行為もしてはならない」は、補足的な性質の包括条項です。事業 […]
2022/07/14 / 最終更新日時 : 2022/05/20 masuda-y 中国コラム第39回 会社の法人性〜法人格否認の法理による株主からの債権回収〜 Q:株式会社X社は、電子機器を製造する有限会社Y社に部品を納入する取引をしていますが、その売買代金100万元が支払われていません。どうやら、Y社は事実上の破産状態に陥っているようです。AはY社の法定代表者であると同時に、 […]
2022/07/11 / 最終更新日時 : 2022/07/11 masuda-y 知っておこう台湾法第433回 裁判官を侮辱した場合の刑事責任 台湾で先日、珍しい刑事事件が発生しました。劉という名字の男が開廷時に法廷で裁判官に水をかけ、「外にいる弁護士先生は全員入ってきてください、この恐竜裁判官(世論を理解しないしゃくし定規な裁判官)は庶民をいじめていますよ」 […]